【「大倉山みんながみえる通信」第1号:2017年2月18日発行より】東京急行電鉄が東横線開通にあわせて土地を買収し、昭和6年梅林として整えて開園させたのが始まりです。
第二次世界大戦の戦時下に燃料用として伐採されたり、芋畑に変えられたりして荒廃しつつも持ち直し、昭和40年代には再びにぎわいを取り戻します。その後横浜市が買い取って公園として再整備し、現在に至ります。
梅林をめいっぱい楽しむ!
「見る」はもちろん、他にもある梅林のさまざまな楽しみ方をご紹介します。
大倉山公園(梅林)
32種類、約200本の梅の木があります。咲いたばかりのほんのひとときだけ味わえる「早朝の梅の花の香り」は格別。
観梅会
色づいた200本もの梅が織りなす幻想的な風景。舞台、模擬店、梅酒「梅の薫」の試飲、野点などが興を添えます。毎年2月開催。
梅酒
大倉山梅林開園60周年を記念して平成3年に造られた梅酒「梅の薫」。梅林の梅の実を使っており、味はやや甘めで濃厚。
周辺の自然
春は梅林横の坂沿いに植えられた桜、夏は百日紅(さるすべり)、秋は花木園のカエデや紅葉と、1年中楽しめるよう計画されています。
市民ライター・植村允勝(まさかつ)さんの話「大倉山駅横の記念館坂を上がると、鶴見からみなとみらいまで見渡せて、爽やかな気分になります」。
(いずれも2017年2月18日現在の情報です)