「大倉山みえる新聞」運営委員会 代表者ごあいさつ

地域に新たな「つながり」をつくるため、身近な情報を発信します

子育て世代の声をまちづくりに生かし、仲間づくりをしたい――との思いから、港北区民が集まれるコミュニティカフェ「大倉山ミエル」を開店したのは2010年11月。地域の人がつながれる場としてのカフェを8年近くにわたって運営してきましたが、もう一つの大事な目標は「地域情報」を発信することでした。

大倉山みえる新聞これまでも、大倉山ミエルのホームページやFacebook(フェイスブック)などのSNSを通じ、日々のイベントや出来事を紹介してきましたが、私たちの活動以外にも地域では目に見えないところで、まちづくりに関わるさまざまな変化や、兆しが日々立ち起こっています。

こうした変化や兆しにもっと気が付いてほしい、知ってほしいと思いながらも、情報をなかなか届けられないもどかしさも感じていました。

2016年には大倉山で「ローカルメディア編集講座」を開催したことを機に、参加型の地元ローカルメディアとして「大倉山みんながみえる通信」(A4判4ページ)を2017年2月に創刊し、大倉山の周辺で活躍する“人”を中心に地域の情報を丁寧な取材で掘り起こし、第3号まで発行してきました。

2017年2月から11月までNPO法人街カフェ大倉山ミエルとボランティアスタッフによって発行した「大倉山みんながみえる通信」

一方、紙でのメディア制作や発信は、資金面や制作の時間的な制約もあり、この度インターネットで「大倉山みえる新聞」を一般社団法人地域インターネット新聞社の協力を得て、新たに立ち上げることになったものです。

どちらも「身近な地域の情報発信を通じ、つながりを生み出すセーフティネット」を目的としたものであることは変わりません。

Web版の「大倉山みえる新聞」は、地域のわたしたちみんなで作るインターネットのメディアです。これまでの「みんながみえる通信」の発行で培った、人や団体とのつながりを生かしつつ、「運営委員会」方式で進めていくことで、さらに多くの方に参加いただける工夫をしていきます。

また、運営に際しては、街や人のさまざまな情報が集まる場として、誰もが参加できる「編集会議」を設けます。

「地域のことは、地域の人で」との思いを持つ人が増えることは、わたし達の生活が豊かになっていくことにつながります。大倉山みえる新聞では、地域のことを知る機会を増やすことで、地域に関心を持つ人を増やしていくのが目標です。

グッドニュースが、毎日あふれる街へ

ぜひ、編集会議への参加と、取材へのご協力をお願いいたします。

どうぞご一緒に、この場を育てていただけましたら幸いです。

2018年7月1日

「大倉山みえる新聞」運営委員会
代表 鈴木 智香子
NPO法人街カフェ大倉山ミエル